コーチが四人おります。
いわゆる「ベテランコーチ」と「中堅コーチ」と「若いコーチ」、
そして最後が私です。
私のコーチとしての役目は、個人の技術を伸ばしてやる事と、コ
ーチと子供そして保護者の関係を上手に維持する事なんです。
(一人のコーチが、個人ばかり指導していると、やきもちをやく
保護者の方が居たりするんですよね・・・)
えっ・・・そんな事、「コーチはコーチで、保護者は保護者で、や
れば・・・」と思うかも知れませんが、そろそろミニバススポ少と
して40周年を迎える事となる私のミニバススポ少の形なので
す。
(まぁ〜、私もスポ少創設から関わっていた訳では有りません
が・・・)
また、お題と話がそれてしまいました・・・(申し訳ないっ!)
私が指導を担当している「個人の技術を伸ばす事」、これはバス
ケットボールのプレーだけでは無く、メンタル(気持ち)も伸ば
してやると言う事なのです。
私の指導の仕方は、子供達個人個人に「バスケットボールの楽し
さを知ってもらう!」です。
バスケットボールと言うスポーツは、瞬発力・持久力・判断力・
ジャンプ力・冷静力・感覚力・広視野力・・・などなど、様々な
力を必要とします。
ある保護者が私に言った言葉が有ります。
保護者:「家の子、バスケの素質が無い様な気がするのです
が・・・」
私:「いえいえ、そんな事は有りません・・・バスケットボールに
必要な力の、どれか1つでもお子さんが持っていたら、
それが素質なんですよ。」
「その素質を、伸ばして行く事が大切なんですよ。」
と、こんな会話でした。
そして、私が思う「バスケットボールの気持ちの持ち方」とは、
〇練習の時は「自分が素人(下手)だと思え!」
〇試合の時は「自分はプロ(上手)だと思え!」
なのではないかと思います。
普段の練習できちんと練習している子供は、試合前に「自分は
プロだ!」スイッチが入るのですが、サボって練習している子
供は「自分はプロだ!」スイッチが入らない傾向に有る様な感
じがしますね。
パスが捕れないなら取れる様になれば良い!
ドリブルが下手なら上手になれば良い!
持久力が無いなら、人一倍頑張って少しづつ走れる様になれば
良い!
出来ないのではない、やらない・・・やろうとしない事が、一番
自分の能力を出す事が出来ない理由なのではないでしょうか?
考え方や意識の持ち方で、バスケットボールのプレーも変わっ
てきますよ!